こんにちは本社中村です。
今回はいつになく真面目に仕事でとても重要な段取りについてお話しようと思います。
【段取り八分】
という言葉があるように仕事をするにおいて段取りは非常に重要です。
細かい単純な案件であれば行き当たりばったりで取り組んでも力業でなんとかなってしまう事もありますが、
そういったケースはほとんど無く大概の仕事では段取りが欠かせないはずです。
実は私は4月頃から厄介なプロジェクトを抱えており、
対処しなければならないのを理解していながら先送りにしていました。
ですがもう回避出来ない状況になり、
とうとう先日の土曜日に対処する事を心に決め実行に移したのです。
準備はもちろん万全です。
なにせ先送りにした分時間はあったので対処方法について、
現場下見とイメージトレーニングまで行い準備していたのですから！
皆さんも気になっているであろうプロジェクト名は
『庭のニセアカシアとジューンベリーの枝がぶつかってケンカしているのになんとかしないと妻に怒られる！』です。
こいつは非常に厄介なプロジェクトでした。
一番の問題は「高さ」、次に「高枝切りバサミは無い」です。
まず現場の状況を見てみましょう。
ニセアカシアは上から、ジューンベリーは下からそれぞれに枝を好きに伸ばしています。
それだけなら勝手にどうぞで済みますが枝同士が重なってお互いを傷付けるのも時間の問題、
私が妻から怒られるのも時間の問題です。
今回の対処法としてはニセアカシアの枝を適度な箇所で払ってしまう事ですが、
先に述べたように高さがあり脚立を使っても全く届きません。
ですが、もちろん大丈夫です！
下見時点で届かないことは百も承知、準備は万全です。
手持ちのアイテムでこの難局を超えられる方法を事前に考えておきました。
通常ののこぎりを先冬に破損した雪かきの柄の部分にビニールテープで括り付け、
新たな園芸道具を即席で開発したのです。
柄の先が持ち手状になっているので力も非常に入れ易いです。
正直高さには少しビビりましたが半端ない大迫が私に勇気をくれました。
脚立と新園芸道具を使ったイメージトレーニングも功を結び、
結果、無事に狙いの枝をトラブル無く切り払うことが出来ました。
あーこれで妻に怒られるどころか感謝されますな。
求める結果に対して、その過程で考えられるリスクや必要とされる事・物。
そういった事柄を出来るだけ事前に把握して臨む。
すると得たかった結果を手に入れられるばかりでなく、
上手くいけばお釣りがくる事も今回の様に実際に有り得ます。
全てに100点を取ることは不可能でも、
1点でも多く取れる事を望むのは大切な気持ちで、
その為に段取りをするという方法がいかに大切か改めて気付いた週末でした。
